正月遊びイベントの一環として行われた「以心伝心!巨大福笑い大会」。
「ちがっ…アップサイドダウン!!」「ノー!!ノー!レフトレフト!あ、ライト!」「シャン!シャン!ハオダ!」「右!あ、ウェンチョ!!」
英語やら中国語やら韓国語やら、様々な子ども達の掛け声が聞こえてきます。そう、福笑いで目隠しをしている子にワードを制限してもらいながら指示を出してもらっています。
初めて触れる言語でも何回も遊んでいるうちに覚えてくるので、少しずつ完成が早くなっていきます。英語はやはり馴染み深いのか、みんなすぐに上達していました。グローバルですね~!!
もちろん馴染みのない言語も登場してきます。そんな時は、指示役のトーンやテンションや雰囲気から察する力が必要になりますね。
指示役「シャン!シャン!」 プレイヤー(シャンってなんだっけ?下かな。)
指示役「シャン!!シャン!シャン!!!!」 プレイヤー(あ、違うっぽい。逆かな?上か!)
指示役「!!」「ハオダ!!」 プレイヤー(当たってるっぽいな!)
言語は通じなくとも、話し手も聞き手もそれ以外の方法で意思疎通を取ろうと工夫する。それがこの福笑いなのです!これが非認知能力というのでしょうか。遊びでありながらも、子ども達にとっては大きな学びの瞬間なのですね。
そして、外国語だけではありません。暗号も用意しています。思わず脳が混乱する「対義語シリーズ」では「右→左」「上→下」「いい→ダメ」のように、全て意味が逆さまになっています。これは厄介ですね~!
そしてもう一つは最寄り駅の西国分寺駅を中心とした「路線図シリーズ」。東西(左右)に広がる中央線と、南北(上下)に広がる武蔵野線の駅を上下左右に当てはめてます。これで土地勘もバッチリ覚えられますね!
遊ぶ人も見る人も凄く頭を使い、外国語や地理の暗記やコミュニケーション能力のトレーニングにも応用できそうなこの以心伝心福笑い。自分達で暗号や新たな指示語を作ったり福笑いの素材から作ったりすると、また面白くなるのではないでしょうか!
是非おうちでもやってみてください!