激闘と平和の共存、西元町のドッジボールの日々
男女問わず大人気の遊び、それがドッジボールです。遊戯室でドッジボールができる日はみんな大喜び。「今日って遊戯室行ける?」「〇時帰りだけど遊戯室間に合う?」と、みんな質問攻めです。
そんな遊戯室での様子ですが、ひたすら無我夢中に遊んでいるだけかというと、実は違うのです。
ドッジボールにありがちなボールの取り合い。これが子ども達には全くないのです。転がっているボールを同時に複数人が取った時、力ずくで引っ張ることなくすぐにジャンケンで決めます。さらには「あ、まだ投げてないでしょ?」と譲ってくれる子も多いです。
他にも味方内で「まだ〇〇君ボール投げてないよ!」「他に投げたい人いる?」と声を掛け合うことも多いです。低学年の子をみんなで護衛することもあります。譲り合いの末、誰もボールを投げない時もたまーーにあります。見守りしているスタッフに剛速球を投げて参加を促してくれる子も…いますね。そんな時は大人もやる気を見せます。大人の本気を見ると、子ども達はやはり喜びます。
自分も周りも楽しく遊ぶ。子ども達は当たり前のようにしていることなのかもしれませんが、とても素晴らしいことですね。